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2006年3月に高知県春野町 (2008年1月1日付けで高知市に編入) の国道56号で発生したスクールバスと白バイとの衝突事故 (白バイ乗員が死亡) の裁判がバス運転手の実刑判決で確定した。 バス運転手は、「実刑が重過ぎる」ではなく、無罪を主張し、冤罪という言葉まで出てきている。 一部のネットやテレビ等も、それに同調している。 しかし、そんなことはあり得ないだろう。 事故は、道路を進行中の車両同士のもの、すなわち、いわゆる出会い頭事故ではない。 白バイは片側2車線の幹線道路を進行中で、バスは道路に面した駐車場から出てきたのだから、道交法の (横断等の禁止)を見れば、白バイ側に前方不注意の過失があったとしても、非がバス側にあることに疑問の余地はない。 優先関係のある交差点での出会い頭の場合に適用される (交差点における他の車両等との関係等) (定義)での言葉遣いと比べれば、白バイ側により大きな優先関係を与えていることも明らかだ。 保険の過失割合でも、基本は、バス9: 白バイ1 となっているようだ(本来なら、10:0 となるべきだと思うが)。 そして、運転していたのが別人だというものでもない。 衝突直前にバスが動いていたかどうかが争点だなんて主張されているが、そんなことは、関係ない。 それが問題になり得るのは、昭和46年改正で撤廃された「先入車優先」規定があった昔のことである。 しかも、その「先入車優先」は道路-道路の出会い頭の場合であって、道路-路外施設の場合は、道交法制定時(昭和35年)から現行の規定である(制定時は、第25条であったが。)。 「正常な交通を妨害するおそれがある」という文言は、昭和35年当時のママである。 白バイ乗員の遺族と運行供与者たる仁淀川町との間では、高知地裁の勧告により損害賠償1億円での和解が成立しており、これは、保険でまかなわれている。 つまり、仁淀川町や保険会社も上記程度の過失割合であると認めている。 警察・検察の調査が杜撰であったという誹りは、認めざるを得ないと思う。 上記の事情から、警察・検察とも、バス側過失 9程度で決着し、刑事裁判もたかだか執行猶予付きになるだろう(だから、そんなに緻密な調査までは必要ない)と考えていたと思う。 問題がこじれ始めたのは、弁護人(以下、K弁護士としよう。)が「バス側は無過失、よって無罪。」を主張し始めたからではないのか。 そして、バス運転手も、何も知らずにそれにのってしまったのでは。 K弁護士は、バス側の過失割合が大き過ぎると主張しているのではない、無過失と主張しているのである。 道交法25条の2をどう読めば、バス側無過失という結論がでるというのだろうか。 K弁護士の主張はどうみても無理があるのに、バス運転手は「もしかして」という期待を持ってしまったのではないか。 はっきり言って、「弁護被害」ではないだろうか。 「このK弁護士とは、いったい何者か?」というのは、ネットで調べれば、すぐにわかる。 共産党公認で2003年の衆議院選挙(高知1区)に立候補している(落選)。 だから、共産党員ではないかもしれないが、そのシンパであることは確実である。 スクールバスは高知県仁淀川町の仁淀中学校のもので、バス運転手もその地元の人のようだ。 仁淀川町というのは平成の大合併でできたもので、それ以前は、仁淀村といった地区である。 高知県の山奥の一山村である。寒村と言ってもよいだろう。 「一寒村+共産党」という組み合わせには、誰でも、首をかしげたくなるだろう。 しかし、「仁淀村+共産党」となると、少し話が違ってくる。 高知では、ある程度事情を知っている人は、おそらく引いてしまうのではないか。 「何に利用されて、何が出てくるかわからん。」と。 そして、そのとおりになったのではないか。 ネットを見ていると、地元紙である高知新聞が、この事故について引いた報道をしていたと強く非難されていた。 高知新聞も、そのとおり、引いてしまっていたのだと思う。 ちょうど50年前に、仁淀村で、日教組(高知県では、共産党系である。)が被害者となる不可解な事件があった。 現在でも、事件の背景等は、定かにはなっていないと思う。 そして、この事件は、日教組のその後の運動に大きな影響を与えた。 今では、全国レベルでは、戦後の日教組の足取りに関心のある人以外には、ほとんど知られていない事件だと思う。 しかし、高知県、特に仁淀村では、違うだろう。 寒村といってもいい山村であるので、人が流出することはあっても、他所から人が入ってくることは皆無と言ってよいほどない。 だから、おおっぴらに話されることがなくても、親子で伝わっていく記憶がいつまでもその地域に残る。 K弁護士は、バス運転手と同郷で、旧知であったらしい。 この事件当時、K弁護士は20歳前後であったから、当然、事件のことを覚えているはずである。 共産党系であれば、はっきりと覚えているであろう。 バス運転手を支援する会というのがあるそうだ。 しかし、地元の人はほとんど入っていないのではないかと思う。 ここらあたりのことは、都会の人は、おそらく理解することができないだろう。 今回の最高裁の棄却決定は、全国紙はどこも報じていないようである。 地元の高知新聞は 高知県警白バイ事故 元バス運転手の上告棄却 最高裁と、淡々と報じているのみである。 続きは、こちら (追記) ネットは、便利なものである。 当時の報道映像がみつかった。 (朝日ニュース昭和映像ブログ) 勤評紛争にも冬休み (追記2) 毎日新聞(いまや全国紙と言えるかどうか疑問だが)の高知地方版が報じていたようである。 春野の交通死亡事故:バス運転手の実刑確定へ 最高裁が上告棄却 /高知仁淀川町のなかの住所まで書いてある。 50年前の事件があった場所そのものではないか。 どこの誰かは知らんが、「田舎の人間だからとバカにして利用するのはやめろ。」と言いたい。 |
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lm737 2008/09/20 03:30 |
>問題がこじれ始めたのは、弁護人(以下、K弁護士としよう。)が「バス側は無過失、よって無罪。」を主張し始めたからではないのか。 |
lm737 2008/09/20 03:50 |
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