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ここに大阪近辺の市について「財政状況が厳しいなんて甘えるのもいいかげんにしろ。」ということを書いたが、ある程度過去のことを知っている人に尋ねると、和歌山はよくわからないが、大阪府下の3市は、ある意味で全国的に有名だった市にたぶん含まれているという。 「ある意味で」というのは、高額の給与をだしており、自治省から厳しく指導されていたところである。 一番ひどいのは神奈川県の鎌倉市であったらしいが、大阪府下の市も軒並みひどかったという。 現在では、新聞記事に出ることも少なくなったが、「ラスパイレス指数」というのがある。朝日新聞の記事(1985/7/26朝刊)によると <ラスパイレス指数> 国家公務員と地方公務員の給与比較は、学歴や経験年数などが異なり、単純比較はできない。このため地方公務員の学歴別、経験年数別の平均給与月額を国の職員構成に置き換え、国の平均給与月額を100とし、地方公務員の給与水準を割り出す指数をいう。というもので、1980年前後には、大阪府下の市は、ほとんどが120を超えていたという。 つまり、国家公務員給与の2割増しである。 で、当時の記事(朝日新聞)を探してみると、でてきました。 泉大津なんてすごいものである。 まずは、1985/7/26朝刊によると(以下、「○年」とあるは、「昭和○年」のこと)、 (前略)給与全国ナンバーワンのこともあったのだ。 それでいて、1986/1/23朝刊によると、 (前略)これは、「国はピーピーになってしまったが(だから、人事院勧告の完全実施もできない)、地方自治体は、高給を出せるんだから裕福なんだろ。」という「自治体富裕論」に対する反論としてでてきたものである。 怒るとか呆れるとかを通り越して、笑ってしまう。 ドラ娘が「Vuitton だ、Gucci だ、Bvlgari だ」とか買い漁っているので、「そんな余裕があったら、家に食費ぐらい入れろ。」と言うと、「そんな余裕なんかないわよ。サラ金で借金してブランド品買ってんだから。その借金の保証人、お父さんだからね。」と答えられた親という図式である。 20年余り前と比べたとき、国家公務員の給与はそんなにあがってはいない。25% アップ程度である。 つまり、20年前の段階で、泉大津市は、現在の国家公務員並みの額面を支給していたというわけだ。 泉大津市によると、現在の職員数(水道事業も含む)は約520人で、職員給与費約39億円だという。 職員数は、20年前からほとんど変化はないだろう。 ということは、20年前に国家公務員並みの給与であったなら、約8億円は給与支出が押さえられたことになる。 11億余円の赤字の大部分ではないですか。 数年のズレがあるとはいえ、また、20年余り前のこととはいえ、 泉大津は、「全国一の赤字をつくることにより、全国一の高給を出す。」というすばらしい市であったというわけだ。 「全国一の高給にしないと、赤字が全国一になってくれないから。」とでもいうのだろうか。 上から下まで、市の財政を食い物にしていたということだ。 「市が倒産とでもなれば、一般市民が困る。だから、何をやっても、最後は国は助けてくれる。」として、すなわち、一般市民を人質にとってやりたい放題ということか。 現在の幹部職員は、当然、当時の恩恵をたっぷりと受けているだろう。 少しでも恥というものがあるのかね。 |
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